お知らせ

自力で歩けなくなりました

ヴィンス(13歳3ヶ月)が自力で歩けなくなって一週間経ちました。

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獣医の診断では「馬尾症候群」だろう、とのこと。

—–馬尾症候群
腰から尾の辺りの背骨の中の、複数存在している細い神経や周囲の血管が、圧迫されることで様々な症状を起こす病態の総称で、正式には変性性腰仙部狭窄症という。

加齢からくるものだったら薬で治ることは難しいので、今後は介護生活の覚悟を、と獣医さんに言われました。

 

4年前に亡くなった母親のヴァンチが使っていた歩行補助リードを出してきました。

ヴァンチは後ろ足が骨肉腫になり、歩けなくなって3ヶ月で逝ってしまいました。
最後の3ヶ月は寝返りも自分でできませんでした。
ヴィンスはヴァンチと違ってまだ、座ることはできるし、寝る向きも自分で動いて変えてます。
だから介護と言っても、今のところ歩行補助だけです。

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この介護カートもヴァンチが使っていたものです。

我が家で初めて誕生したヴィンス、出産の時は私がこの手でとりあげました。
山に越してきたときは生後半年でした。

あれから13年、楽しいこと悲しいこと、一緒に経験してきました。
母親や後に生まれた妹や弟たちを次々に見送り、悲しむ私たち夫婦の傍にいつも寄り添ってくれました。

優しいヴィンス、これからは私たちがヴィンスの足になって寄り添っていきたいと思います。

もっともっとずっとずっと長生きしてほしいです。

—TRFコラム

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